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2010年版【小学校高学年向け】おすすめの本 (冬)
タイトル/作者 内容
『ウィロビー・チェースのオオカミ』
ジョーン・エイキン/作,こだま ともこ/訳,パット・マリオット/画 
冨山房
想像の時代のイギリス。高原にぽつんと建つウィロビーチェース屋敷に住むひとり娘ボニーは、何不自由ない暮らしをしていました。ところが、船旅に出た両親と入れかわりに来た家庭教師によって、つぎつぎと恐ろしい事件にまきこまれていきます。いとこのシルビアや森にすむサイモンたち少年少女と共に立ち向かう、ハラハラドキドキする冒険物語です。
『ウサギが丘のきびしい冬』ロバート・ローソン/作 三原泉/訳
あすなろ書房 
 のどかに楽しく暮らしているウサギが丘の動物たち。「今年はきびしい冬になる。」そう聞かされても、子ウサギのジョージーは、逆にワクワク。ところが、いつになく厳しい冬が訪れ、動物たちの生活は一変していきます。丘にとどまることを選んだジョージーたちは、無事に春をむかえることができるのでしょうか。 作者は『はなのすきなうし』のロバート・ローソンで、『ウサギの丘』の続編。
『クリスマス・キャロル』
ディケンズ/作,ディケンズ,チャールズ/作,
脇 明子/訳 
岩波書店
(岩波少年文庫551)
 けちで気むずかしいスクルージはロンドンの町のみんなに嫌われていた。クリスマス・イヴの夜、七年前に死んだ仕事仲間のマーレイが、重い鎖を体に巻いて現れた。そしてスクルージに「わしと同じ運命から逃れるためには、三人の幽霊に会わなければならない。」と言って消えた。三人の幽霊はスクルージの過去・現在・未来を見せた。恐ろしい未来から逃れるためにスクルージはこれまでの生き方を改める決心をしたのだった。
『くろて団は名探偵』
ハンス・ユルゲン・プレス作大社玲子訳  
岩波書店
 くろて団のなかまは男の子3人と女の子1人,それにリス1匹の5人組探偵団。みごとな推理と手ぎわのよさで事件をかいけつ。さぁ、あなたもくろて団といっしょに事件のなぞをといてみよう。1ページごとになぞのヒントがわかる絵があるよ。絵をちゅういぶかくみてみよう。あなたはすぐになぞをでとくことがきるかな?
『クリスマス事典』
国際機関日本サンタピア委員会/監修 
あすなろ書房   
 君は知ってる?クリスマスって、なあに?サンタクロースって、ほんとにいるの?なぜ、くつしたをつるすの?サンタクロースに手紙を出すにはどうしたらいいの?クリスマスについての色々な質問に答える「見るクリスマス事典」。この本を読めば、クリスマスがもっと楽しくなりますよ!
『クルミわりとネズミの王さま』
ホフマン/作 上田真而子/訳 
岩波書店
 (岩波少年文庫075)
 マリーは、クリスマスイヴの日に、名付け親のおじさんからクルミわり人形をプレゼントされ、一目で気に入りました。その夜、王冠をかぶった七つ頭の大ネズミがあらわれ、ねずみ軍とクルミわりとおもちゃたちとの激しい戦いがありました。くるみわりは、実はねずみの王さまにのろいをかけられた王子だったのです。夢と現実が入り混じって紡ぎだされるドイツの幻想的な物語。
『絵で見るおふろの歴史』 菊地ひと美/文・絵 
講談社 
 みなさんは、おふろに入るのはすきですか?わたしたちが、あたりまえのようにはいっているおふろにも、長い歴史があります。奈良時代のどうくつぶろから、豊臣秀吉のおふろ、船の銭湯、現代のおふろまで、見れば見るほどおもしろい!わたしたちの生活にかかせない、お風呂の歴史をたどってみましょう。
『空はきんいろ‐フレンズ‐』大島 真寿美/作 
細川貂々/絵 偕成社 
 アリサは、マンションに住んでいる。エレベーターが一階につく音を聞くと、水の中に到着したんじゃないかと思ったりする。ニシダくんはそんなアリサと話が合う。二人の冬・春・夏・秋の物語。
『青矢号 -おもちゃの夜行列車-』
ジャンニ・ロダーリ 作
関口英子 訳 
岩波書店
 1月6日はエピファニー(公現祭)のおまつり。イタリアではべファーナというおばあさんの姿をした魔女が子どもたちにプレゼントをくばります。それは、年に一度の子どもたちがおもちゃを心待ちにしている夜なのです。だけど、まずしい家のフランチェスコのところにはプレゼントはとどきません。親に買ってもらうことはできないからです。おもちゃのお店にいた機関車青矢号や他のおもちゃたちは一大決心し、みんなで青矢号に乗り込み、お店を抜け出します。いざ、フランチェスコの家へ!おもちゃと人の心あたたまる物語。
『雪だるまの雪子ちゃん』江國香織/文
山本容子/銅版画 
偕成社   
 雪子ちゃんは、あいらしく、りりしい野生の雪だるま。ある日、空からふってきて、画家の百合子さんの家のとなりの小屋で暮らしはじめました。小さなことにも目を輝かせ、いつでも前向きな雪子ちゃんの毎日には、生きることの喜びがあふれています。長編童話に、オールカラーの銅版画を添えた宝物のような1冊です。
『雪の写真家 ベントレー』ジャクリーン・ブリッグズ・マーティン/作 メアリー・アゼアリアン/絵 千葉茂樹/訳 BL出版    豪雪地帯の小さな農村に生まれたウィリーは雪が大好き。他の人は「雪なんて土と同じ珍しくないよ」と言いますが、ウィリーは知っています。1つとして同じもののない雪の結晶の美しさを。ウィリーは皆に見せてあげようとしますが・・・。実在した雪の専門家、ウィリアム・A・ベントレーの物語。
『凧 たこ』
茂出木雅章/文 
文溪堂
 大空のもとで、のびのびと遊べる「たこあげ」。昔からの日本の凧のみならず、世界の創作凧まで、カラー写真で紹介されています。各種の凧の作り方もくわし くのっている「凧百科」です。
『南極のコレクション
』武田剛/著 
フレーベル館 
南極観測隊に同行することになった新聞カメラマンが、「ここは同じちきゅうなのだろうか。」といつも思いながら取材した1年4か月の記録。美しい氷のてんらん会や、しずまない太陽やオーロラ、そして、かわいい動物たち。体験した最低気温が、マイナス60度の世界での生活。知らなかった南極の「いま」にふれることのできる1冊。

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