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2014年版【中学生向け】おすすめの本
タイトル/作者 内容
『紙コップのオリオン』
市川 朔久子/著 
講談社 
突然旅に出た母を待つ間に、学校の創立記念行事で星座を校庭に作ることになった論里(ろんり)。慌しい日々を送るうちに、自分と自分のまわりにいる人たちのことを意識しはじめる。友達、クラスメイト、先輩…そして家族。誰かとつながることの大切さに気づかせてくれる物語。
『まるごと日本の世界遺産』
増田明代/著 
講談社
富士山は、どのようにして世界遺産に登録されたのか?そもそも世界遺産って何?どんな基準で、誰がどうやって決めているの?世界遺産についてまるごとわかる本。日本の世界遺産も紹介されている。
『キタキツネの十二か月 わたしのキツネ学・半世紀の足跡』
竹田津実/著 
福音館書店 
北海道に住む動物のお医者さんが、1965年から約50年間、地域に住むキタキツネを観察した記録。獲物を狩る姿、恋と出産、娘ギツネの里帰り、引っ越し、親子で遊ぶ姿やしつけ、そして子別れ・・・多くのカラー写真とともに、キタキツネの生活が生き生きと書かれています。
『目でみることば』
おかべ たかし/文 山出 高士/写真 
東京書籍
「瓜二つ」「灯台下暗し」「引っ張りだこ」など、ことばの由来となったものを写真で紹介。「へ~っ!」「なるほど」と思わず言ってしまうものや、くすりと笑っちゃうものも。どこのページでも構いません。まずは、1ページ、開いてみてください。ことばの詳しい解説と、関連情報ものっています。
『完訳 オズの魔法使い』
ライマン・フランク・ボーム/著 
復刊ドットコム
カンザスの少女ドロシーは、たつまきに飛ばされてオズの国へ。エメラルドの都へ向かう途中で、かかし、ブリキのきこり、ライオンと出会い、それぞれの願いをかなえてもらうため、出発する・・・。1900年に書かれた名作だが、今回の新しい訳で、キャラクターがより生き生きと描かれ、読者もオズの国にひきこまれる。オズの国の物語はこの作品が有名だが、続きが14巻出版されているので、ぜひシリーズ読破してみては?
『おどろきのスズメバチ』
中村雅雄/著
講談社 
街の中でも巣を作り、刺されれば死んでしまうこともあるこわいスズメバチ。でも、本当にただの「害虫」なのでしょうか。スズメバチの立場から見てみると、違った世界が見えてきます。
『クラスメイツ 前期・後期』
森 絵都/著 
偕成社
この物語には、「北見第二中学校1年A組」のいろいろなクラスメイトが登場します。友達、部活、恋愛、家族・・・さまざまな悩みと葛藤を抱えた一人ひとりが、毎日の中学校生活を一生懸命に過ごす姿が生き生きと描かれています。あなたが「自分と同じ考えだ!」と共感できるクラスメイトに必ず出会える一冊です。
『光のうつしえ』
朽木祥/著 
講談社
戦後25年ころの物語。戦争を体験した身近な人たちがいまだ消えない痛みを胸に抱えていることを知り、広島の中学校の美術部は、自分たちなりに戦争を語り継ぐために文化祭で戦争について聞いた話を作品にするという企画を決めた。周りの人から“あの日”の話を聞いていくが、「知っているつもりが意外と知っていなかった」ことに気付いていく。戦争の事実、原爆の恐ろしさを語り継いでいくことの大切さを教えてくれる作品。
『カンヴァスの向こう側』
フィン・セッテホルム/著 評論社 
絵を描くことが好きな十二歳の女の子リディアは、ある日美術館の絵に触れたとたん、絵の中に迷い込んでしまう。絵画の世界で見たものは、気難しかったり、飲んべえだったり、名画を描いた巨匠の素顔だった。
『子どものための美しい国』
ヤヌシュ・コルチャック/著晶文社
父王の死によって、幼くして王となったマット。まわりの大臣たちは「あのような幼い王では何もできまい」と思いつつ王にしたがい閣議を執り行う。マット王は、子どものための良い国づくりを目指し、次々と政治改革にのりだすが、一筋縄ではいかない大人の世界や、親友の裏切りにあい、ついには国を追われることに・・・。純粋に真剣に物事と向き合い、最後まで尊厳を失わないマットの心は、作者の生き方と似ているのかも知れない。

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