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2020年版【中学生向け】おすすめの本
タイトル/作者 内容
『わたしの空と五・七・五』【友達】森埜 こみち/作 山田 和明/絵 講談社   友達づくりが進む教室で、空良は動けずにいた。上手にしゃべりたいと思うのに、意識すればするほど口が重くなる。そんなある日「しゃべりは苦手でもペンをもったら本音をぶちまけられる者よ!文芸部に入るべし」と書かれた1枚のチラシが下駄箱に入っていた。見学に行った文芸部で、空良は俳句と出会う。俳句を身近に感じる、さわやかな物語。
『マイク』【命・成長】アンドリュー・ノリス/著 最所篤子/訳 小学館  親の期待を受け、プロのテニス選手をめざす15歳の少年フロイド。大事な試合中に、マイクと名乗る青年が現れるが他の人には見えないらしく動揺する。やがてマイクの正体を知り、フロイドは自分の奥底の本当の気持ちに気づいてしまう。自分の人生を生きる幸せを描いた物語。
『きつねの橋」【ファンタジー】久保田香里/作 佐竹美保/絵 偕成社  時は平安時代。15才になった貞道は、ひとかどの者になろうと故郷をはなれ京の都へ来たばかり。ある日、京のはずれの橋で女の姿をした白いきつね葉月と出会う。それは、さみしい姫を見守るやさしいきつねだった。妖しと知りながら貞道は葉月と助け合いおたがいの困難を切り抜けていく。テンポのよいストーリーで読みやすい1冊。
『星くずクライミング』【友達】樫崎 茜/著 くもん出版   スポーツクライミングに打ち込む中学1年生のあかりは、スランプにおちいり悩んでいた。そんなとき、目の不自由な人たちのスポーツクライミング「パラクライミング」に出会う。ナビゲーターとクライマーが2人1組で壁をのぼるパラクライミングで、ペアを組むことになった同い年の昴は態度も口も悪く最初は嫌っていたが…。
『ゴースト』【命・成長】ジェイソン・レノルズ/作 小峰書店   「父ちゃんが!自分の妻と息子に向けて、銃をうったんだ!でもすごくふしぎなのは、あの銃声を聞いた瞬間、逃げ足がいっそう速くなったってことだ。」アル中の父に銃を向けられたことがトラウマになっているゴースト。しかし、ひょんなことから地元の陸上チームに入った彼は、新しい仲間と出会い、自分の才能と弱さに向き合っていくことに…。
『となりの難民 日本人が認めない99%の人たちのSOS』【くらし】織田朝日/著 旬報社 難民とは、例えば自分の国で起きた戦争や迫害、差別から逃れるため、他国へ避難する人たちのこと。日本も「難民条約」を結んでいる国のひとつであるため、日本にもやってくる難民はいる。でも、日本の難民確定率は1%未満。何故なのか?難民問題、知ることからはじめよう。
『月の影 影の海』上・下巻 【冒険】小野不由美/著 新潮社  女子高生の陽子の許に、突然「ケイキ」と名乗る男が現れた。学校から連れ去られた先は、十二の国から成る異世界。男とはぐれてしまった陽子は、次々と降りかかる苦難を前に、剣を振るいながら必死に生き抜いていく。自分は何者か。何のために生きていくのか。抗うことのできない運命に、陽子が出した答えは…。読み継がれるファンタジー作品、十二国記シリーズ「本編」第1弾。
『ソンジュの見た星』【命・成長】リ・ソンジュ&スーザン・マクレランド/著 徳間書店  11歳のソンジュは夢や教育、家と両親、大切なもの全てを失い、飢饉の起こった北朝鮮の路上で生き抜いていくことに・・。浮浪児たちが盗みや縄張り争いを繰り返す過酷な環境。そんな中でもソンジュと6人の仲間は力を合わせ、絆を深めていった。16歳で脱北した著者が、自らの体験をもとに北朝鮮の浮浪児たちの苦しみと悲しみを綴る。
『きみを変える50の名言 山中伸弥、さかなクンほか』【命・成長】佐久間博/著 pon-marsh/絵 汐文社  いまを生き各界で活躍する著名人たちを中心に、彼らがつむいだ名言をわかりやすい解説とともに紹介します。自分を見つめ直し、前に進む勇気。未来に向かっての努力や夢など・・・50の名言をジャンルごとに収載しました。
『よみがえった奇跡の紅型』【くらし】 中川なをみ/著 あすなろ書房    太平洋戦争でとだえるかに見えた、沖縄の伝統工芸「紅型」。その美しさにみせられ、困難にも負けず守り伝えた人々により、奇跡的によみがえります。戦争で妻と子を失いながら焼け跡で工房を立て直した城間栄喜(しろまえいき)など、「紅型」の復活と再興に尽くした3人の芸術家を紹介するノンフィクションです。


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