すると、カサゴンが、ちょうしにのって、あばれだした。
「あ―――っ、ぼくが気にいっていたジャングルジムが……。
カサゴン、もういいよ。やめてよ。学校をこわさないで。
海へかえってよ―――」
「うるせ―――。こうなったら、おれはもうとまらないのだ。
ぐわははははは」