作家 鈴木義雄氏は栗山川沿いに工房を建て、自然体で作陶を続けている陶芸家である。
伝統的蹴轆轤(けろくろ)を使い、人間味ある作品を生み出している。
勤めをする傍ら、デッサンを氏家次郎氏、楽焼を明石哲三氏、作陶を伊橋正弘氏に手ほどきを受けた。
1981年(35歳)の時、陶芸一本で生きる決意をし、勤めを辞めて独立を果たした。
桃山時代の伝統的なやきもの、染付・織部・黄瀬戸・瀬戸黒・志野に惹かれて独自に研究を重ねて来た。
特に志野には20年以上を費やしているが、初めの頃は失敗の連続であった。15年前に穴窯を築窯。
やっとこの頃、自分で納得出来るものが焼き始めたという。
● 絵志野
● 白化粧掛
● 絵志野
● 鼠志野
● 瀬戸黒
● 黄瀬戸
● 円筒陶器 この作品たちは
● 絵について 水彩画10点・墨絵2点