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2000年版【小学校高学年向け】おすすめの本
タイトル/作者 内容
みどりのゆび
モーリス・ドリュオン 作
岩波書店 1977
チトは、種にさわると何にでもたちまち花を咲かせることができる「みどりのおやゆび」を持つ男の子。刑務所や病院に花をいっぱい咲かせ、悲しみにいる人たちを幸せにし、大砲にも花を咲かせて戦争を中止させてしまいます。
空色勾玉
荻原規子 作
徳間書店 1996
みなし子だった村娘狭也の悩みといえば、時々見る「鬼」の夢と、恋の想いだけ。ところが、祭の晩に「鬼」が来て告げた過去の秘密から、狭也の人生は一変する。空色勾玉に導かれ出会った剣の主の正体とは。国家統一をはかる「光」と対する「闇」が激しく争う乱世の物語。
夏の庭
湯本香樹美 作
福武書店 1992

「死んだ人って重たそうだった」おばあさんの葬式に行った山下が言った。ぼくたちは、「死んだ人」を見るために、一人ぐらしのおじいさんを見はることにした。でも、おじいさんと知りあい、家を訪ねるようになると、思いは少しずつ変わっていった…。
合言葉はフリンドル
アンドリュー・クレメンツ 作
笹森知 絵
講談社 1999
リンカーン小学校5年生の国語の授業は、グレンジャー先生が一手に引き受けていて、とても信頼されていました。先生のきまり文句は「辞書を引きなさい!辞書は引くためにあるんです。」先生に質問をして授業をストップさせるのが得意なニック=アレンは、新学期最初の授業で「辞書の中にあることばって、いったいどこからきたんですか?」と質問して、逆にそれを自分で調べてくる宿題を出されてしまいます。そこから先生とニックの“ことばの戦争”が始まりました。
きみはタヌキモを知っているか
かこさとし 作
小峰書店 1999
タヌキモって何だろう?たぬきににたどうぶつかな?それともたぬきのように化けるおばけかな?タヌキモのほかにムジナモっていうのもあるんだって!知りたい人は、よんでみよう!
ことばあそびえほん
石津ちひろ 作
飯野和好 画
のら書店 2000
これは、はやくちことばです。「かいがんで しゃがんで かんがえる カンガルー」みんな、言えるかな?ほかにもたのしいことばあそびがいっぱい!!
時をこえた約束
杉本りえ 作
ポプラ社 1998
晴香は12歳の女の子。おばあちゃんが住んでいた家の庭には、大きな松の木があった。おばあちゃんが亡くなった後、その松の木を切ることになった。ある日、晴香はちょっとしたことがきっかけで12歳のおばあちゃんに出会う。12歳のおばあちゃんと話をしていくうちに、晴香はあまり知らなかったおばあちゃんがどういう生き方してきた人なのかを知ることになる。
ペリラの手紙―盲導犬から愛をこめてー
郡司ななえ 著
廣瀬一美 写真
朝日ソノラマ 2000
わたしはラブラドール・レトリバーの郡司ペリラ。しし座生まれの女の子。わたしのお母さんは、病気で目がみえなくなってしまったの。だから盲導犬のわたしがいつでもどこでもいっしょにいて、お母さんの目のかわりをしているの。わたしとお母さんのこと、みんなにも知ってほしいな。
レイチェル・カーソン
ジンジャー・ワズワース 著
偕成社 1999
地球は今、環境汚染に苦しんでいます。レイチェル・カーソンは、助けを求める地球の叫び声にいち早く気づき、1962年に『沈黙の春』という本で警告を与え、「地球の恩人」とも呼ばれています。たくさんの写真やさし絵をつかい、レイチェルの活動がとてもわかりやすく書かれています。
ハートボイス
青木和雄 作
水野ぷりん 画
金の星社 1996
小学校1年生のとき、不登校になってしまった純生。でも、純生の周りには、もっと深い闇を心に抱えている人たちがいた…。いじめ、差別、受験など、さまざまな問題を乗りこえて成長していく少年たちの物語。
青い天使1
倉橋耀子 著
講談社 1997
ブルーのひとみに茶色の髪、白い肌を持つ元気な女の子チナは、ママとふたり暮し。姉妹のように育った京子と毎日楽しくすごしていましたが、ママの会社が倒産し、5年生になる春からおじいちゃんのいる島へひとりあずけられることに…。クラスメイトやいとこのしぶきのいじめにまけず、明るく生きるチナの姿を描きます。全9巻。
トガリ山のぼうけん 風の草原
いわむらかずお 文・絵
理論社 1991
トガリネズミのトガリィじいさんは、まごたちに、とっておきの話をはじめました。それは、一人前になるために、わかいときにトガリ山へのぼって、いろいろな動物や虫たちと出会ったすばらしいぼうけんのお話でした。このあと8巻までシリーズが出ています。

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