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2006年版【小学校高学年向け】おすすめの本
タイトル/作者 内容
赤ちゃんフクロウ拾っちゃった ピーヤを森に帰すまで
黒川晶子/文・絵
講談社 2001
ある日突然、フクロウのひなを育てることになった黒川家。ピーヤと名前をつけたのは良いけれど、何を食べるの?家はどうするの?一生懸命勉強し、手探りで育てていきます。そして4ヶ月後、ピーヤを森へもどす日がやってきて・・・・。
星と月のコレクション
林完次/著
フレーベル館  2004
目で見ることのできる星や月のすがたをたくさん集めました。今夜見える星はなんという名前なんだろう。月はどんな形をしているのだろう。調べていくうちに、星と月のコレクションがふえてくるよ。
かはたれ 散在ガ池の河童猫
朽木祥/作
福音館書店 2005

「散在ガ池」と呼ばれるいくつかの池や沼には河童族が人目をさけて暮らしていた。 だが、宅地化が進み次第に暮らし場所に困るようになってきた。そんな中、「八寸」と呼ばれる子どもの河童が長老の言い付けで猫に姿を変え、人間の世界に送られることになった。そして、麻という名の女の子に拾われ、世話をしてもらうことになった。決して人間に河童の姿を見せてはいけないと言われていたのだが・・・
海時計職人ジョン・ハリソン 船旅を変えたひとりの男の物語
ルイーズ・ボーデン/文
あすなろ書房  2005
18世紀まで何百年もの間、人々は、現在地がわからないまま、船旅をしていました。 イギリスの大工の息子だったジョンが、いやがらせにもめげず、40年以上かけて、現在地を正確に測る船舶時計(クロノメーター)を発明し、世界の歴史を変えるまでの一生がかかれています。
ぼくは「つばめ」のデザイナー 九州新幹線800系誕生物語
水戸岡鋭治/著
講談社  2004
日本伝統の西陣織を使うなど、自然と和をテーマにした新幹線「つばめ」。このデザインをした水戸岡さんの生い立ち、なぜデザイナーになったかなどをはさみながら、夢を形にするデザイナーという仕事を、楽しんで知ることができます。
わたしたちの帽子
高楼方子/作
フレーベル館  2005
家の改築のため、古いビルの一室に引っ越してきたサキ。 サキは借りた部屋のたんすの中から、葉っぱの模様や花模様の布で作ってある帽子をみつけます。その帽子をかぶってビルの中を探検していると、同じ帽子をかぶった不思議な少女育ちゃんに出会いました。二つの帽子が導く人の出会いと別れの不思議な物語。
セロひきのゴーシュ
宮沢賢治/作
福音館書店 2001
町の活動写真館でセロを弾くゴーシュは、楽手のなかでいちばん下手なので、楽長にいつも怒られています。その夜、ゴーシュがセロの練習をしていると、三毛ねこがセロを聞きにやってきて、生意気なことを言うので「印度の虎狩」という曲を弾きおどろかせ追い出すと、次の日かっこうが、その次の日、こだぬきがセロを聞きにやってきて・・・演奏会の10日前になってもうまく演奏できなかったゴーシュは、上手くセロを弾くことが出来るでしょうか。
日本の風景松
ゆのきようこ/文
理論社  2005
今、日本の松林がとても少なくなっています。古くから「白砂青松」という言葉もあるように、日本の海岸にはつきものだった松。なぜ、その姿は減ってきているのでしょうか。失ってしまった「何か」をとりもどしたくなる絵本。
浦上の旅人たち
今西祐行/作
岩波書店  2005
明治のはじめ、文明開化という言葉とはうらはらに長崎県浦上の隠れキリシタンたちは罪人として西日本各地に流刑されました。厳しい労働と改宗をせまる役人の拷問に耐え、その流刑の日々を「旅」と呼んだキリスト教信者たちの姿を歴史的背景をまじえて描いた物語。

顔をなくした少年
ルイス・サッカー/著
新風舎  2005

デーヴィットは、学校の不良仲間に入れてもらいたい一心で、彼らに合わせて“クール”に決めようとします。けれども、無理をしているので、どうもうまくいきません。そして、おばあさんの杖を盗むといういたずらに手を貸してしまったデーヴィットは、おばあさんから呪いをかけられてしまいます。呪いを解くために、デーヴィッドは勇気をふりしぼって、不良たちから杖を取り戻そうとします。
花火師リーラと火の魔王
フィリップ・プルマン/作
ポプラ社  2003
花火師になることを父に反対された少女リーラは一人前の花火師の条件は火の魔王から高貴硫黄を得ることと知り、洞窟へ出かけます。が、火の魔王に会うための肝心なことを知りません。友達の像使いの少年と象がリーラを助けに向いますが、リーラの父は王の象を逃がした罪で死刑の宣告を。そして生死は花火大会の優勝にかけられることになり、リーラと父の腕が試されるときがやってきました。
みつばち
丘修三/作
くもん出版  2005
ある日、近所のポストに百万円の札束がなげこまれ、仲良し三人組の女の子たちの間に亀裂が生じてしまう「みつばち」、自分と同姓同名の人の手紙が配達され、その人の家をさがす「手紙」など、小学生を主人公にした4つのおはなしがはいっています。いつもと同じ毎日のはずだったのに、思いがけない出来事が起こった・・・。平凡な毎日がちょっと違って見える物語。

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