ホーム    こどものほん    おすすめの本

資料検索・案内
2007年版【小学校高学年向け】おすすめの本
タイトル/作者 内容
チョコレート工場の秘密
ロアルド・ダール/作
クェンティン・ブレイク/絵
評論社 2005
だれも中をみたことがないチョコレート工場がありました。そこでは、おいしくて変わったお菓子がつくられています。ある日、工場の中に入れてもらえるくじをあてた5人の子どもたちは、中に入ってびっくりしてしまいました。さて、どんな秘密があったのかな?
ツー・ステップス!
梨屋アリエ 作
菅野由貴子 絵
岩崎書店 2006
「じゃまにならないように みんなの流れを止めないように みんなと同じかっこうで」小野崎(おのざき)藍(あい)は、学校ではまわりの空気を読んで、なるべくめだたないようにすごしていた。でも、大人気のブランド「ファンタスティック・ガール」のマフラーを手に入れてから、友だちからシカトされてしまう・・・。
ミラクル・ファミリー
柏葉幸子/作
講談社 1997

たぬき腹の父さんが話してくれた「オレの親父はたぬきだった…」。さて、たぬきにばかされたのはいったいだれだったのか。会社をズル休みする父、「白雪姫の鏡」の前に立つヒゲづらの父などなど、おもしろさあり、不思議あり、ちょっぴり切ない話ありの9人のお父さんが登場する9つの家族を描いた短編集
空へつづく神話
富安陽子/作 広瀬弦/絵
偕成社 2000
理子は小学校の図書室で、見たこともないへんてこりんな白ひげのおじさんに会います。土地の神様だ
というおじさんは、自分の名前も、なんのためにあらわれたのかもわからないというのです。理子はおじさんを助けるために、図書室から借りてきた『津雲の史蹟』を手がかりに、自分の住む町の歴史を調べていきます。そしてわかった神様の正体とは?
夏の庭-The Friends-
湯本 香樹実/作
徳間書店  2001
小学6年生の3人組が、卒業までの最後の夏に「人の死ぬところを見てみたい。」そんな興味から近所のおじいさんを3人で観察し始めました。老人が死ぬ瞬間をこの目で見るために・・・。夏休みを迎え、3人の好奇心は日ごと高まるけれど、不思議と老人は元気になっていくようです。いつしか少年たちの「観察」は、老人との深い交流へと姿を変え始めていたが…。老人と少年たちが最後のひと夏にかけがえのない経験をします。
風と木の歌
安房直子著
偕成社 2006
山で道に迷ったぼくは、染物屋をしている子ぎつね に会った。染めてもらった指を四角にしてのぞくと、
不思議なことが・・・「きつねの窓」など、短いお話が8編入っています。ちょっと切ない話、あたたかい話、心にのこる日本のファンタジーの世界が広がります。
いのちの食べかた(よりみちパン!セ)
森 達也/著
理論社 2004
毎日私たちが食べてる大好きな「お肉」どこからどこを通って私たちの口まで届くのか?まずは、きのうの晩ごはんを思い出しながら、ちょっとだけ、考えてみよう!お肉の歴史や世界の矛盾など私たちが今まで知らずにいたことがわかりやすく書いてあります。誰も教えてくれない、食べものといのちの大切な関係がわかる本です。 「よりみちパン!セ」シリーズはほかにもあります。
動物と向きあって生きる
旭山動物園獣医・坂東元/著
角川学芸出版  2006
今や全国的に有名になった、北海道旭川市の旭山動物園。人間の感覚ではなく、動物の側に立って展示する「行動展示」という見せ方が話題をよんでいます。マスコミに取りあげられどんなに有名になっても、旭山動物園がかわらずに伝えたいのは「野生動物は、ペット種でも家畜種でもない」というメッセージです。そこで働く獣医さんが野生動物のすごさについて語った本。
ハッピーノート
草野タキ/さく
福音館書店  2005
聡子は小学6年生。好きな男の子霧島君と仲良くなるために、夏の夏期講習のあいだ、お互いの苦手科目を克服するため「ハッピーノート」をつくって一緒に勉強するのですが、肝心の霧島君の気持ちはわからないままです。小学校でも塾でも、いじめられているわけでもないのに、なかなか自分らしくいられない聡子が、わがままでも人の言いなりでもない、自分のペースを次第につかんでいきます。そして、霧島君が最後に「ハッピーノート」に書いたメッセージは……。


風の館の物語 1
あさのあつこ作
講談社  2007

お母さんが入院し“おおおばさま”と過ごす事になった洵と沙菜の姉妹。二人が初めて降りたった街は
ホラー小説の舞台のようであった。これから住む家は古くて大きなお屋敷で「風の館」と呼ばれており、
さっそく不思議な現象が起こる。そして洵だけにわかる少年「洵吾」の幽霊の出現。それはこの「風の館」で起こる序章。

ホームへ戻るページ先頭へ