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2012年版【小学校高学年向け】おすすめの本
タイトル/作者 内容
ゴエさん-大泥棒の長い約束-
結城乃香/著 
朝日学生新聞社
小6の夏休み、しょうゆ屋の息子の孝太郎は、タイムスリップしてきた石川五右衛門をひろう。ゴエさんとよんで、うちに住まわせることに。息子を探しにきたゴエさんが、しょうゆ屋の商売を手伝うと、孝太郎の家族もかわってきて・・・。さてゴエさんの息子のゆくえは?
パンプキン!~模擬原爆の夏
令丈ヒロ子/作 宮尾和孝/絵 
講談社
東京に住むいとこのたくみが、夏休みに大阪にやってきた。パンプキン爆弾のことを調べにきたという。ぱんぷきん?かぼちゃ?ヒロカは初めて、自分の住む家の近くに、アメリカが原爆を落とす練習のために作った模擬原爆が落とされていたことを知った。そして、原爆や戦争のことが気になったヒロカは、新聞を作ってみることにした。
遠く不思議な夏
斉藤洋/作 
偕成社
小学校を卒業する頃まで、毎夏を母の郷里の田舎で過ごした「私」。そこには、物の怪のことをよく知っている「きっつぁん」という近所のおじさん、作った話がいつの間にか現実のものとなってしまう「私の祖父」がいた。そして大人には見えないものが見える「私」の経験した夏の間の不思議な話の短編集。
古事記物語
福永武彦/著 
岩波書店
『古事記』は、わが国でいちばん初めに書かれた書物です。古代の神々や英雄たちの勇ましい活躍や喜び・悲しみを生き生きとあらわしています。「イナバの白ウサギ」、「海幸と山幸」の神話は聞いたことがあるでしょう。古代人のおおらかさをこの本で感じてみませんか。
妖怪一家九十九さん 
富安陽子/作 村山浩二/絵 
理論社
化野原団地に住む九十九さん一家は、実は妖怪一家なんです。お父さんはヌラリヒョン、お母さんはろくろっ首、おばあちゃんはやまんば。でもね、きちんとルールを守って、団地に住む人間と共生しているんですよ。そのルールは「人間を食べないこと」。
小さなバイキングビッケ
ルーネル・ヨンソン/作 
評論社
ぼくは、ビッケ。ぼくの父さんは、バイキングの族長なんだ。“バイキング”っていうのは、北ヨーロッパの海賊のこと。すごく強いから、みんなからおそれられている。でもね、ぼくは戦いなんて大きらい!そんなぼくなのに、父さんたちと “夏のバイキング遠征”に行くことに!! 
トレイシー・ビーカー物語1 おとぎ話はだいきらい ジャクリーン・ウィルソン/作 
偕成社
トレイシーは10歳の女の子。パパはいません。ママはトレイシーを育てられずに施設に預けます。「物語」ならこんな子は、それでもくじけず、けなげにがんばる優しい子です。でもトレイシーは、まったく逆。やんちゃでパワフルなトレイシーはママが迎えにくるまで、自分のめんどうを見てくれる里親を探しますが・・・。全3巻
月へ アポロ11号のはるかなる旅
ブライアン・フロッカ/作・絵
偕成社
そらのかなたにうかぶ月。1969年に初めて月に着陸したアポロ11号の旅立ちから月面着陸、そして地球への帰還までが描かれています。本当に宇宙旅行をしているような迫力のある絵は大人も子どもも楽しめます。
ふるさと60年 戦後の日本とわたしたちの歩み
道浦 母都子/文 金斗鉉/絵 
福音館書店
おじいちゃんとおばあちゃんが子どもだった1946年ころの夏から現在までの、日本の自然や人々の暮しの変化が描かれている。童謡唱歌や、その当時に流行した遊び等も紹介されたおり、おじいちゃんとおばあちゃんの会話を楽しみながら読み進めることができる。
風の島へようこそ
アラン・ドラモンド/さく
福音館書店
ムス島は小さな島。いつも強い風が吹いているので、この風を利用して、島の全てのエネルギーを作る計画が持ち上がりました。島の住民ソーレン・ハーマンセンさんは、その実現を夢見ていますが、他の人達はあれこれ理由をつけて、とりあってくれません。それでも根気よく説得し、努力する姿に、やがて人々は「自分達でもできることは何か?」を考えはじめます。デンマークで実際にあった風の島のお話をもとにしています。


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