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2015年版【小学校高学年向け】おすすめの本
タイトル/作者 内容
『ナックの声が聞きたくて!スーパー・ベルーガにことばを教えるイルカ博士』
村山司/著 講談社
動物と話ができたら…と思ったことはありませんか。「イルカと話したい」という夢を追いかけて、シロイルカにことばを教える村山博士もそのひとりです。「鴨川シ―ワールド」にいるシロイルカのナックが、博士の名前を呼ぶまでの20年間、どんな工夫や発見があったのでしょうか。
『ヘレン・ケラーのかぎりない夢 見る・聞く・読む・書く・学ぶ夢に挑戦した生涯』マット・タヴァレス/絵 ドリーン・ラパポート/文 国土社 目も見えず、耳も聞こえず、ことばも話せず、闇と沈黙の世界に暮らしていたヘレン・ケラー。「この世界にことばがあることを知って、わたしのたましいは目ざめました。光と希望とよろこびを得て、闇から解きはなたれたのです。」ヘレンの希望にみちたことばでつづる、夢に挑戦し続けた生涯のおはなし。
『シャイローがきた夏』
フィリス・レイノルズ・ネイラー/著 さくまゆみこ/訳 あすなろ書房
ある夏の日、少年マーティは、散歩の途中で子犬に出会います。「シャイロー」と名づけたその子犬と出会ったことをきっかけに、マーティは、だれにも言えない秘密をもつことに・・・。子犬を思う少年の気持ちが、痛いほど伝わってくる名作です。ひと夏の少年の成長を描いた物語。
『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』
トーベン・クールマン/作 金原瑞人/訳 ブロンズ新社 
知りたがりやの小ネズミは、人間の本を読むのが大好きで、図書館通いをしています。ある日、新しいネズミとりを恐れて仲間がみんなニューヨークへ行ってしまいます。追いかけたいけど港には猫が見張ってる。小ネズミは材料を集め、自分で飛行機を作ります。フクロウに狙われたりしながらも、ニューヨークを目指して大冒険!
『影なし山のりん』 
宇佐美敬子/作 佐竹美保/絵 学研教育出版
りんは、影なし山のことなら何でも知っている。ある日、ばけもの沼から風が吹き、不思議な歌が聞こえてきた。十年に一度の月祭りの晩に、影なし山にともる三つの光を集めると、村と母を助けることができるという。りんは、果たして、村と母を助けることができるのか?
『希望の牧場』
森絵都/作 吉田尚令/絵 岩崎書店
東日本大震災後の原発事故によって立入禁止区域となってしまった牧場がある。放射能をあびた牛たちは、国から殺処分の指示が出たが、牛飼いは牛を飼い続けた。少しずつ牧場の支援者も増え、いつからか「希望の牧場」と呼ばれるようになった。売りものにならなくなってしまった牛たちに毎日向き合い、守りぬこうと決めた牛飼いの力強い想いが込められた一冊。
『ぼくと戦争の物語』
漆原智良/作 山中桃子/絵 フレーベル館
東京の浅草で生まれ育った小学4年生の心平は、友だちと楽しくすごしていましたが、戦争がはげしくなり、家族や友達とはなれ一人福島のおばあちゃんの家に疎開することになりました。東京とはまるでちがう学校生活にとまどいながら、心平はつらい戦争の時代をいとこの洋平たちとけんめいに生きていきます。
『原発事故で、生きものたちに何がおこったか。』
永幡嘉之 写真/文 岩崎書店
東日本大震災の原発事故により住めなくなった後の荒果てた土地で、生きものたちに起こっている現状をたくさんの写真で紹介しています。放射線によるヤマトシジミの異常や、除染によって運ばれて来た黒い袋に入った大量の土が山積みとなっていることなど、福島第一原子力発電所の周辺の今がよくわかる本。
『ウィッシュ』
フェリーチェ・アリーナ/作 横山和江/訳 講談社
「手で三角形を作り、それを飛行機に向ける。飛行機が三角形のなかに入ったら、手をパチンとたたく。百機の飛行機をつかまえたら願いがかなうんだ。」弟から願いをかける方法を聞いたダウン症のセブは、ガンにかかった母さんを助けるため、街を目指し旅に出た。セブのとっておきの願いはかなうのか?
『江戸の象吉』
太田大輔/作講談社
動物たちがくらす江戸の町。長崎からやってきたゾウの“象吉”。大きな体の力持ちでやさしい象吉はすぐにみんなの人気ものに!働き先の「魚犬」のピンチを救い、町の大火事では火消しに大活躍。そんな象吉の生い立ちにはどんなひみつが?!ユーモアたっぷりの時代小説です。


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