おすすめの本　－　横芝光町立図書館

2023年版【小学校高学年向け】おすすめの本

タイトル／作者	内容
『エヴィーのひみつと消えた動物たち』マット・ヘイグ／作　宮坂　宏美／訳　ゆうこ／絵　ほるぷ出版	エヴィーは動物が大すきな女の子。そして、動物と心の声で話しができるギフトと呼ばれる力がある。ある日、強力なギフトの力で動物をあやつり悪事をはたらく男に出会う。男と動物たちに命を狙われて、エヴィーは大ピンチ！
『カムイの大地　北海道と松浦武四郎』泉田　もと／作　岩崎書店	江戸時代末期、まだ見ない世界へのあこがれから、未開の「蝦夷地（えぞち）」に足をふみいれた男がいた。北の大地をひたすら歩きアイヌ民族と交流し、彼らから親しみと尊敬をこめて「ニシパ」と呼ばれた。後にこの地を「北海道」と名付けた松浦武四郎（まつうらたけしろう）について、史実をもとにして描いた伝記物語。
『きみが、この本、読んだなら　ざわめく教室編』戸森　しるこ、おおぎやなぎ　ちか、赤羽　じゅんこ、池田　ゆみる／作　吉田　尚令／画　さえら書房	大切なあの子に読んでほしい本ありますか。好きな本が同じだと、それだけで心と心が近づいたきになれる。今、自分たちが生きてるのって、本当に奇跡かもしれない。あなたはそれでいいよって、言ってくれているみたいに思う。僕の他にはだれにも見えていない。本を通して、心がざわめく４つの物語。
『シャンシャン､夏だより』浅野　竜／作　中村　隆／絵　講談社	シャンシャン。千葉県ではめずらしいクマゼミをつかまえて、自由研究にすれば市長賞をもらえる！小学６年生のノブトは夏休み、クマゼミをさがすことに。親友カモッチや一人ぼっちの転校生ちとせも、それぞれの理由からクマゼミをさがします。やがてノブトはちとせの事情を知り、胸がうずきますがどうすることもできません。夏休みが終わるころ、ちとせはまた転校することになり…。
『せんそうがおわるまで、あと2分』ジャック・ゴールドスティン／作　長友　恵子／訳　合同出版	同じ日、同じ町に２分違いで生まれ、一緒に成長したジュールとジム。ジムはいつも先頭で、ジュールはいつもジムより２分遅刻。２人はお互い大切な存在で、戦場にも一緒に向かった。想像と全然違った戦争。そして４年にわたる戦争が終わる２分前・・・。戦争のおろかさ、悲しさを２人の人生を通して描いた絵本。
『わたしたちの権利の物語　人種の平等』アニータ・ガネリ／文　トビー・ニューサム／絵　杉木　志帆／日本語版監修　佐藤　淑子／訳　文研出版	人はだれもが平等である。見た目や生まれた国は関係ない。あなたもわたしも、みんな同じようにあつかわれる権利がある。自分の考えや行動がどんな理由にもとづいているかを学び、不平等をなくしていく方法を知ることができるのです。みんながひとつになれば、変化はおこせます。この本は、保護者のみなさんが子どもたちといっしょに人種の平等について知るための入門書です。
『宇宙食になったサバ缶』小坂康之／著　別司芳子／著　早川世詩男／装画・挿絵　小学館	地元の名産「サバの缶詰」を宇宙で食べてもらいたい、そんな生徒の思いから、福井県の高校で宇宙食のサバ缶づくりが始まりました。宇宙食作りは思うように進まず、多くの問題が起こります。しかし、生徒たちの真剣な思いと研究は、先輩から後輩へ受け継がれ、14年後ついにサバ缶は宇宙に飛び立ちます。
『救助犬の弟子』　堀　直子／作　平澤　朋子／絵　新日本出版社	咲良は虐待の疑いのある捨て犬をあずかり「タニー」と名づけて世話をすることに。でも、タニーは全くしつけがされてないみたい。みんなにダメ犬あつかいされるけど、タニーはとっても鼻がいいんだよ。特技を生かして「災害救助犬」になれるかも！？でも、そのためには咲良とお別れしなくちゃ…咲良とタニーの選択は？　動物の幸せを考えるお話。
『女王さまのワードローブ　イギリス国民に愛された女王エリザベスⅡ世の物語』ジュリア・ゴールディング／文　ケイト・ヒンドレー／絵　前沢明枝／訳　BL出版	イギリスで最も長く王位についたエリザベス女王。その人生を、女王の服装を通して、イギリスの歴史とともに知ることができます。ウエディングドレスや戴冠式のドレス、戦時中のつなぎ服など女王が実際に着用した服を紹介しながら、多くのイギリス国民に愛された女王の人生を描いた伝記絵本。
『星空の約束』三輪　裕子／作　森雅之／絵　あかね書房	幼なじみで親友の洋平と雄斗。小５の春、雄斗は父親の故郷の三宅島へ家族で引っ越してしまった。小６の夏休み、洋平がたった一人で三宅島へ行くと、雄斗の弟の海斗と三人、自分たちでご飯を作って食べたり、畑仕事をしたり、海にもぐって遊んだりと、都会ではできない経験をすることに。ひと夏の冒険物語。
『鈴の送り神修行ダイアリー』山下　雅洋／作　酒井　以／画　岩崎書店	中2の鈴は、夏休みにおじいちゃんの家へやって来た。ある日、お母さんの病気が治らないと聞いて、ショックで家を飛び出し、池に落ちておぼれてしまう。目が覚めると、そこは「あわいの世界」だった。死神の左衛門のもとで、送り神の修行をすることになった鈴は…。死とはどういうことなのかを考える物語。