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2012年版【中学生向け】おすすめの本
タイトル/作者 内容
楽隊のうさぎ
中沢けい/著 
新潮社
部活は全員加入。中学の新入生説明会ではそう言われたけれども、学校にいる時間はなるべく短くしたい、それが克久の方針だった。小学校でいじめられていた臆病な克久が、なりゆきから入部した吹奏楽部で生き生きとした自分を取り戻していく。ブラスバンド少年の成長を描く物語。
レッドツリー
ショーン・タン/作 
今人舎
いつもと同じ一日の始まり・・・。自分のことをだれも理解してくれない。ひどく落ち込み、自分自身わからないことばかり。そしていつも通り一日が終わるのだが・・・。悩みはつきないけれど、そっと力づけてくれる1冊。
黒猫オルドウィンの冒険
アダム・ジェイ・エプスタイン&アンドリュー・ジェイコブスン/著 
早川書房 
ただの野良猫のオルドウィンが間違って、魔法使いの弟子の「使い魔」に選ばれてしまいました。さらわれた3人の魔法使いの弟子たちを助けるため、本当は何の力も無いのに仲間の使い魔たちと旅立つオルドウィンですが・・・ 不思議な力を持つ動物たちが主役の魔法の冒険物語。
本へのとびら 岩波少年文庫を語る
宮崎駿/著 
岩波書店 
「となりのトトロ」、「天空の城ラピュタ」などで有名な著者が、年下の友人のために本を紹介しました。この本はその文章をまとめたもので、いろいろな本が紹介されていています。マンガや小説やゲームなど、何かを創りたい人におすすめです。
怪物 わたしたちのべつの顔?
ピエール・ペジュ/文 
岩崎書店 
あなたは「怪物」と聞いてなにを思い浮かべるだろうか?不気味なもののこと?オバケのようなもののこと?また、残虐なもののこと?普通とそうではないことの違いってなんだろう?この夏ゆっくり考えてみないか?
たまごを持つように
まはら三桃/著 
講談社
早弥は弓道部の中学2年生。部員は天才肌の実良と、努力家でハーフの春、優しい由佳先輩の4人だけ。不器用な早弥は、卵を持つように柔らかく弓を握る、握卵の練習に精を出す。努力、友情、ほのかな恋愛ありのさわやかな青春スポーツ小説。
ぼくがバイオリンを弾く理由
西村すぐり/作
ポプラ社
「うそだ・・・。」バイオリンコンクールの審査結果がはりだされた掲示板にカイトの名前はない。絶望するカイトはバイオリンをやめる決意をする。しかし、カイトにとっての「バイオリンを弾く理由」とは。友人、隣人、家族からの思いを通して、再び音楽と向き合うまでの成長物語。
生きるための「お金」のはなし
高取しずか/著 
サンマーク出版
「お金」について考えることは、自分にとって何が大切かを考えることです。 「お金」の良い面も悪い面も知り、上手に付き合うことが人生を豊かにする助けになるのでは?! これから大人になる人への、読みやすく、やさしい金銭教育の1冊です。
カイト パレスチナの風に希望をのせて
マイケル・モーパーゴ/作 あかね書房
パレスチナの高い壁にへだてられた紛争地で、大好きな兄を殺されたサイードは毎日壁の向こうの少女に『サラーム(平和)』と書いたカイトを飛ばしていた。カイトに込められたメッセージがやがて奇跡をおこし・・・。取材に来た映像記者とサイードの4日間の日記。
14歳からの原発問題(14歳の世渡り術)
雨宮処凛/著  
河出書房新社
東日本大震災で起きた福島の原発事故。そもそも原発って、放射能って一体何?著者は、元原発労働者、社会学者…あらゆる立場の専門家に、原発の素朴な疑問を投げかける。原発問題をきちんと「知る」ことで、どんな未来にしたいのかを考えてみよう。

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