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2019年版【中学生向け】おすすめの本
タイトル/作者 内容
『天使のにもつ』いとうみく/著 丹下京子/絵 童心社  お調子者でちょっと生意気な中学2年の風汰が、職場体験先に選んだのは保育園。ただ子どもと遊ぶだけのラクな仕事だと思っていたのに、あまりの大変さに「なんだって、こんなとこ選んじゃったんだろっ」と、ため息をついたこともあったが…。風汰の5日間の職場体験物語。
『つくられた心』佐藤 まどか/作 浦田 健二/絵 ポプラ社   あなたはアンドロイドと友達になれる?近未来の東京に新設されたモデル校に入学したミカは、人間と同じようにつくられたアンドロイドが1体、いじめ防止に配置されていると知る。やがてクラスの中でだれがアンドロイドかお互い疑うようになって…。プログラムによってつくられたニセモノの心とホンモノの心の違いや、信じる心とは何かを考えさせられる物語。
『アリになった数学者』森田真生/文 脇阪克二/絵 福音館書店  「ぼくは、アリになってしまった。」人間の数学はアスパラの実を数えるのに役立つし、三角形の面積の求め方も国境や人種を超えて共通だ。だが、アリには人間の数え方が通用しないどころか、数字には色や輝きや動きがあり、生きているという。「自分の知っている数は、生きた数のほんの小さなかけらなのかもしれない。」絵本だが問いかけは深い。
『ギブ・ミー・ア・チャンス 犬と少年の再出発』大塚敦子/著 講談社  八街市の少年院で、GMaC(ジーマック ギブ・ミー・ア・チャンス=ぼくにチャンスを)というプログラムが行われていることを知っていますか?少年が動物愛護センターなどに保護された犬を訓練するという日本で初めての試みで、この本では3人の少年たちと3頭の保護犬との訓練の日々に密着。身近な地域の話なので、ぜひ手にとってみてください。
『ぼくたちのP(パラダイス)』にしがきようこ/作 小学館  雄太(中学2年生、友だちなし)の夏休みは、おじさんの別荘で、さわやかな高原の風に包まれて、ゲームをする毎日――のはずだった。ところが、5時間のきつい山登りをしてたどりついたのは、電気も通わない山の避難(ひなん)小屋で……。どうなる、雄太?
『涙倉の夢』柏葉幸子/作 講談社  おばあちゃんの実家にある倉の中で、亜美は昔にタイムスリップしてしまう。無事に現代に戻ることができて安心した矢先、周りの様子が少しおかしいことに気づく。亜美の不思議なひと夏の物語。
『5分でわかる10年後の自分 2030年のハローワーク』図子慧/著 KADOKAWA   学校で「10年後に残る仕事、消える仕事を考える」という課題を出されたミーンさんのグループ5人が、とある研究所で「未来のハローワークVRツアー」を体験することになりました。人間の仕事はAIに置き換わる?社会の仕組みはどう変わる?ミーンさん達と探ってみましょう。巻末に「AI時代のお仕事診断」も付いています。
『マレスケの虹』森川成美/著 小峰書店  ハワイ生まれ日系2世のマレスケは14歳。姉、兄と祖父の店を手伝いながら学校に通う毎日を送っていました。1941年12月までは…。真珠湾攻撃以降、ハワイ在住の日系人がどのような扱いを受け何を思い行動したのかを、マレスケを通して描いています。「ノーレイン、ノーレインボウ」の意味を、どうか一緒に考えて下さい。
『クジラのおなかからプラスチック』保坂直紀/著 旬報社   レジ袋、ストロー、ペットボトルの容器など、私達の身の回りにはプラスチック製品があふれてる。この便利で生活にかかせないものが海洋ゴミとなり、クジラやウミガメ達の生命を奪うのだ。今、世界が最も注目している環境問題。私達に出来ることは何かを考えてみよう。
『ゼロからトースターを作ってみた結果』トーマス・トウェイツ/著 新潮社  個人がトースターを、ゼロからつくるのは可能なのでしょうか?鉱山での鉄鋼石の採集、でんぷんでプラスチック作りなど、原材料を作ることからはじまる驚きのドキュメンタリーです。手作りをとおして、社会についてもいろいろ考えさせられます。果たして、パンはやけるのでしょうか?



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