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2022年版【中学生向け】おすすめの本
タイトル/作者 内容
『スペシャルQトなぼくら』如月 かずさ/著 講談社 中2のナオは、ある日メイクをして女子のような服装で街を歩く、クラスメイトの優等生・久瀬の姿を目撃する。その時から消えないもやもやした感情。自分のことをごく普通の男子だと思っていたナオだが、おしゃれをして女子のようにかわいくなった久瀬のことをうらやましいと思ったのだ。キュートなふたりが織りなす、特別な絆の物語。
『タフィー』サラ クロッサン/作 三辺 律子/訳 岩波書店 アリソンは、父親の暴力から逃げて家を出た。空き家だと思い古い家の納屋に身を隠すが、そこは認知症の老女マーラの家だった。古い友人の「タフィー」と間違われ、『けっこういいかもしれない「甘くって、固くて、かんたんには噛めない名前の子になるのも。」』二人の共同生活を「散文詩形式」と呼ばれる文体で紡いだ物語。
『ぼくたちのスープ運動 小さな思いやりが世界を変える!』ベン・デイヴィス/作 渋谷 弘子/訳 評論社 一家で田舎の新しい生活を始めたジョーダン。ある日、いじめを受けていたホームレスの人にママの作った温かいスープをあげたことから、周囲の人を巻きこんで「スープ運動」が広がっていく。それが、いつしか喪ってしまった彼女との大切な約束を守ることに繋がっていき、ジョーダンの心の傷も癒すことに・・
『マイブラザー』草野 たき/著 ポプラ社 研究職として働く姿が海斗(かいと)の目標だったのに、突然パン屋に転職した父。混乱し希望を見失った海斗は、弟の世話で時間をつぶすイクメン中学生になった。一方、順調そうに見えていた幼なじみたちも、それぞれ悩みを抱えていた。自由奔放な5歳児と関わることで、自分を見つめ直していく14歳たちを描いた物語。
『ライブラリー・ツインズ ようこそ、月島大学図書館へ』日野 祐希/著 あけたらしろめ/絵 アリス館 月島大学附属中学に通う中3の菜織は「このままでは附属高校への進学は難しい」と告げられ、大ピンチ。救済措置は、夏休みに大学図書館のイベントでボランティア活動をすること。お目付役の双子の弟・健史とともに、イベントの成功に向けて、ドタバタ大奮闘!時に悩み、時に失敗しながら、全力で駆け抜けます。
『宇宙マグロのすしを食べる 魔法の水「好適環境水」誕生物語』山本 俊政/著 旬報社 淡水とも海水とも異なる世界初の水、好適環境水。この水を使えば山奥でも海水魚の養殖ができるし、途上国の貧困と食料難も解決できる。そしていつか人類が宇宙に出ていったとき、火星で養殖したマグロを食べることだってできるかもしれない!世界を驚かせた魔法の水「好適環境水」の誕生のひみつにせまる。
『学校では教えてくれないゆかいな漢字の話』今野 真二/著 河出書房新社 “漢字はむずかしいからキライ”と思っているあなた。でもマンガの登場人物の名前「竃門」(かまど)や「栗落花」(つゆり)は難しくても覚えたりしませんか?私たちの日常生活にかかせない漢字について、クイズやイラストでわかりやすく読める本です。
『山の上に貝がらがあるのはなぜ? はじめての地質学』アレックス ・ノゲス/文 ミレン・アシアイン=ロラ/絵 宇野 和美/訳 岩崎書店 ごつごつの岩山の上で、カキの貝がらをたくさん見つけました。どうやらおよそ8,500万年前の化石のようです。どのようなことからそれがわかったのか、大地の成り立ちからていねいに説明してくれます。やさしくゆたかな表現と美しい絵で描かれた、スペインの作家による地質学入門の絵本です。
『少年のための少年法入門』山下 敏雅、牧田 史、西野 優花/監修 旬報社 2022年4月の成年年齢引き下げ(18歳)に合わせ、2022年4月に施行される改正少年法。少年法とはどういう法律なのか。4つのストーリーを読み進めながら少年法のしくみを知ることができる。少年法Q&Aと少年法全文も収録。10代の皆に読んでほしい少年法の入門書。
『博物館の少女 怪異研究事始め』富安 陽子/著 偕成社 明治16年、文明開化の東京。古物商の娘、花岡イカルは、両親を亡くし、大阪から東京の親戚の元へやってきた。上野の博物館の館長に目利きの才を認められたイカルは、古蔵で怪異の研究をしている老人(=トノサマ)の手伝いをすることに。古蔵からなくなった黒手匣を巡って深まる謎に、イカルとトノサマ、トノサマの奉公人のアキラが迫る。


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