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2023年版【中学生向け】おすすめの本
タイトル/作者 内容
『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』森 達也/著 ミツイパブリッシング 僕たちの知識のほとんどは、新聞、ニュース、SNS、インターネットテレビからの情報で作られている。それらメディアを作っているのは人だ。機械ではない。だから、当然間違える。世界は複雑だ。僕たちは虚偽の情報に振り回されてはいけない。メディアを丸呑みしないでよくかんで、味を分析できる人になろう。
『6ヵ国転校生ナージャの発見』キリーロバ・ナージャ/著 集英社インターナショナル ロシアで生まれ、親の転勤でロシア、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダと毎年違う国の小中学校に通ったナージャが、各国での体験と発見を紹介。筆記用具から机の並べ方、テスト、ランチ、夏休み……まさかこんなに違うとは。自分の中の「ふつう」がひっくり返り、世界の見え方が変わる本。
『13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海』田中 孝幸/著 東洋経済新報社 高校生と中学生の兄妹はあるアンティークショップの地球儀に魅せられ、店主の「カイゾク」と出会います。夏休み中、彼の話を7日間聞いて最終日の問題に答えられたら、地球儀をもらえることになりました。三人の会話を通して教科書にもテレビにも出てこない国際問題の本質、国同士のかけひきが楽しくわかりやすく学べます。
『あした、弁当を作る。』ひこ・田中/著 講談社 中学1年生の男子、タツキ。ある日から、タツキは母親の作るお弁当や勝手に部屋に出入りされることに嫌悪感を感じ、悩みます。クラスメイトがお弁当を作っていることを知ったタツキは、自分でお弁当を作ることにしました。しかし、家族はお弁当作りに猛反対。自分の気持ちと家族への思いで悩むタツキは・・・。
『イチからつくるコーラ』コーラ 小林/編 中島 陽子/絵 農山漁村文化協会 コーラをイチから作ることができるって知っていますか?コーラというのは、コーラノキという植物の名前からつけられました。そして、コーラは薬として生まれた飲み物でした。コーラは、なぜ黒い?何がコーラの味の決め手?コーラの歴史から基本レシピまでが紹介されているので、自分だけの手作りコーラを作ってみよう。
『きみの話を聞かせてくれよ』村上 雅郁/作 カシワイ/絵 フレーベル館 大切な友達との心のすれ違い、自分の気持ちをわかってもらえないもどかしさ、本当の自分を出せないいらだち・・・様々な悩みや思いを抱える新船中学校の生徒たち。「君の話を聞かせてくれよ」と、そっとよりそい耳を傾けてくれる黒野の存在が、みんなの心を癒やし素直にしていく。共感できる爽やかな7つのストーリーを収録。
『だれのせい?』 ダビデ・カリ/さく レジーナ・ルック-トゥーンペレ/え ヤマザキ マリ/やく  green seed books 森に住むクマの兵士は、剣の切れ味を試すため手あたり次第に森の木を切ってしまう。そんなある日、上流のダムから水があふれ、自分の砦(とりで)が壊れてしまった。犯人を探す中で、原因は木を切ったことにあったと知り、罪ほろぼしをしていく話。クマの目の表情の変化にも注目したい。自分の罪を認めることの大切さを教えてくれる絵本。
『つる子さんからの奨学金』まはら 三桃/作 偕成社 曾祖母のつる子さんから1ランク上の高校に合格すれば学費は出すと宣言された「わかば」。女子の進学が難しい時代の苦労をした曾祖母の提案に、挑戦することを決め進学塾に通い始める。部活との両立や両親からのプレッシャーに悩みながらも、勉強の楽しさを感じ始める。受験結果はどうなるのか?男女の格差問題も考えるお話。
『ハーベスト』花里 真希/著 講談社 部活動は全員参加という決まりのなか、まだ入部届を提出していなかった中学一年生の黒田朔弥は、担任の平林先生から園芸部に誘われ、入部した。同じクラスの西森諒と2年生の佐藤アズサが同じ園芸部員だ。人と話すのが苦手な朔弥は、少しこわそうだけど実は優しい西森君、帰国子女のアズサとどう係わっていくのか。
『起業家フェリックスは12歳』アンドリュー・ノリス/著 千葉 茂樹/訳 あすなろ書房 12歳の少年フェリックスは、ちょっとした思いつきをきっかけに、友人の手作りカードの販売を始めました。次第に注文が殺到するようになったため、叔父のルーファスを相談役に迎えます。事業は友人たちとの共同経営になり、順調に発展していくのですが…。ビジネス入門書としても楽しめる、わくわくする物語です。
『考えたことなかった』 魚住 直子/著 西村 ツチカ/絵 偕成社 「にょい!」と、主人公である颯太に話しかけてきた猫は、なんと、未来の颯太だという。この猫の言葉をきっかけに、男子だから、女子だからなど、「ジェンダーバイアス」とどこかつながる社会の仕組みについて気づきはじめる少年の物語。「普通」や「当たり前」と感じることこそ、きちんと考えてみることが大切だと教えてくれる本。
『カードミステリー 失われた魔法の島』ヨースタイン・ゴルデル/作 山内 清子/訳 徳間書店 家出したママを探しに、パパとアテネを目指す主人公ハンス‐トマス。旅の途中で出会ったパン屋のおじいさんがくれたパンの中には、とても小さな本が入っていた。自らをトランプのカードだと言う住民や、不思議な島について書かれたその本。読み進めるにつれ物語は現実と重なり、ひとつへ繋がっていく。真実はトランプのカードの中に。


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