
2005年版【小学校中学年向け】おすすめの本
タイトル/作者 | 内容 |
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ごきげんいかががちょうおくさん( どうぶつむらのがちょうおくさん) ミリアム・クラーク・ポター/さく 福音館書店 2004 |
どうぶつむらのがちょうおくさんは、うっかりもので、とっぴなことを思いついてはあっというまに行動してはドジをふむことばかりです。雨の日に使うからと、傘の中にあまぐつを入れておいたのに忘れてしまって探しまわったり、蒔いたばかりのたまねぎの種から芽がでるのをじっと待っていたのに、すっかり忘れてしまい草だと思ったり、とにかくほのぼのとしたドジぶりでユーモアにあふれた短いお話が6つあります。 |
つつんで・むすんで ふろしきワンダーランド (かがくだいすき) 森田知都子/さく 大日本図書 2003 |
日本人は、昔から ふろしき を上手につかっていました。いろいろなむすび方を覚えると、すいかをきれいにつつんだり、長いビンもきちんとつつむ事ができます。 ふろしきの四つの角をむすぶと、すてきなキャップになります。この夏、ふろしき名人になりましょう! |
てんぐのそばや 本日開店 伊藤充子/作 偕成社 2005 |
おそばが大すきで、自分でそばを打ち、山のなかまにごちそうしていたてんぐは、もっとたくさんの人に食べてもらいたくて、なみ木通りでそばやをはじめることにしました。そばやの名前は〈天狗庵〉です。ところが、なかなかお客がやってきません。おとなりのクリーニングやのおじさんにのれんをつくってもらうと、やっとお客が入りはじめました。 |
ネコのタクシー 南部和也/さく 福音館書店 2001 |
子ネコのトムは走るのがとくいです。ある日、トムの飼い主タクシー運転手のランスさんが大けがをしてしまいます。役に立とうと思ったトムは、エンジンのかわりに足で地面をけってすすむネコのタクシーをはじめます。ケーキを運び、救急車になり、泥棒をおいかけ、大かつやく。 「ネコのタクシーアフリカへゆく」もあります。 |
ポップコーンをつくろうよ トミー・デ・パオラ/作 光村教育図書 2004 |
アメリカ新大陸の発見はポップコーンの発見でもあった!いえいえ、もっともっと古くからポップコーンはあったのです。子どもも大人も大好きな、ポップコーンの歴史をふりかえりながら、おいしいポップコーンをつくってみよう。さいごに「ふだんの日のポップコーン」「金曜日の夜のポップコーン」のつくり方がのっています。 |
わたしがふたり 斉藤栄美/作 大島妙子/絵 教育画劇 2002 |
なっちゃんはゆうべ見たというテレビ番組の内容を話している。そんな話より、早くなっちゃんに伝えたいことがあるのに…。好きな物も、話したいことも同じ。私とそっくりな友だちがいれば、きっと楽しいだろうな。そう思うとびっくりするほどそっくりな転校生がやってきた。でも…。友だちとの関係を自然に考えられる一冊です。 |
菜の子先生がやってきた! 学校ふしぎ案内・つむじ風の一学期 富安陽子/作 福音館書店 2003 |
運がよければ会えるという菜の子先生は、まんまるメガネの白衣姿でいつもどこからともなく現れます。菜の子先生が現れると学校はふしぎワールドに早変わり。散歩に出かけた校庭の桜の木を探したり、飼育小屋のうさぎを地面の中まで追っていったり。お別れの時は必ず「運がよければまたあいましょう。」と言います。もしかしたらあなたの学校にもやってくるかもしれませんよ。 |
手で食べる?(たくさんのふしぎ傑作集) 森枝卓士/文・写真 福音館書店 2005 |
世界中を見わたして、どうやって口に食べものをはこぶかを見ると、だいたい三つに分けられる。 “おはしを使う”“手で食べる”“フォークとナイフを使う” おぎょうぎの問題ではなくて、世界中には手のほうが食べやすい食べ物もあるんだね。 それに手できれいに食べるってけっこうむずかしい!? |
図書室のルパン 河原潤子/作 むかいながまさ/絵 あかね書房 2005 |
学校の図書室で借りた『世界の大かいとう』を、春樹に【男の本】だと言われた亜里は、その時のろいをかけられたような気がした。やがてその本が行方不明となってしまう、まるでかいとう紳士ルパンの仕業のように・・・図書委員たちがホームズとなって無事解決するまでのそれぞれの思いやりや気づかいがよく描かれている。 |
世界あちこちゆかいな家めぐり(たくさんのふしぎ傑作集) |
暑い所、寒い所、雨がたくさん降る所、水が少ない所・・・世界じゅうのあちこちに、たのしい家・めずらしい家がたくさんあり、それぞれ工夫して住んでいます。住む所がちがえば生活も家もいろいろ、写真とイラストでくわしくしょうかいされています。 |
大どろぼうホッツェンプロッツ オトフリート=プロイスラー/作 偕成社 1990 |
町じゅうに指名手配されている天下の大どろぼう・ホッツェンプロッツは、ある日、少年カスパールのおばあさんがとても大切にしているコーヒーひきを盗みます。ショックから立ち直れないおばあさん。そこでカスパールと親友のゼッペルは、ホッツェンプロッツをつかまえようと、ねじろをさがします。しかし、ふたりは逆につかまってしまい…。 |
天才コオロギニューヨークへ ジョージ・セルデン/作 ガース・ウイリアムズ/絵 あすなろ書房 2004 |
ピクニックのかごにのってニューヨークへやってきてしまったコオロギのチェスター。駅でしんぶんを売っている男の子にひろわれて、売店にすむことになりました。ネズミのタッカーや、ネコのハリーと友だちになり、初めてのまちで楽しくくらしていたある日、タッカーとハリーがチェスターのある才能に気づきます。その才能とは・・・? |
白鳥 ハンス・クリスチャン・アンデルセン/作 マーシャ・ブラウン/画 福音館書店 1981 |
遠い南の国に、王さまと11人の王子とエリザという小さな王女がしあわせにくらしていました。ところが、王さまが意地悪なおきさきと結婚し、王子たちは、白鳥に変えられ、エリザもお城から追い出されてしまいます。にいさんたちをたすけようと決心したエリザは、11羽の白鳥となったにいさんたちにめぐりあい、魔法をとくためにイラクサをあみはじめます。 |