
2010年版【小学校中学年向け】おすすめの本
タイトル/作者 | 内容 |
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石の中のうずまきアンモナイト 三輪一雄/文・絵 松岡芳英/写真 福音館書店 2010 |
川原にあるたくさんの石ころの中から、ぼくはある石をさがしている。その石は「うずまき石」。太古の海に生きた生き物が化石になった、アンモナイトのことだ。日本では、さまざまな種類のアンモナイトが見つかる。うすいものや厚いもの、とげをはやしたもの。大きさが、直径1メートルをこえるものもいれば、5ミリほどの赤ちゃんアンモナイト化石も見つかる。この本では、きれいなうずまきもようのアンモナイト化石をさがしにいくようすを、写真とイラストでしょうかいしている。アンモナイト化石の写真を見るだけでも楽しいよ。 |
王さまの竹うま ドクター・スース さく・え わたなべしげお やく 偕成社 2009 |
はたらきもののバートラム王は、仕事の後の竹うま遊びが何よりの楽しみ。それをきらう、王に仕えるドルーン卿は、竹うまをかくしてしまいます。王はすっかり元気を無くし、国を守る猫たちはなまけだし、とうとう王国の危機に。その時、活躍したのはおともの少年エリックでした。 |
お父さんのラッパばなし 瀬田貞二/作 堀内誠一/画 福音館書店 2009 |
船乗りの見習いのはずがいつの間にかワイキキの泳ぎの競争で一等賞、ニューヨークでは高層ビルのガラスふきの一等賞…。そんなことありえない!?はずなのに、お父さんのラッパにこどもたちはわくわく、ハラハラ、ドキドキ!ラッパ(ほら)ばなしがとてもじょうずなお父さんの14の本当のようなウソ?の冒険物語。 |
がんばれヘンリーくん ベバリイ・クリアリー/作 ルイス・ダーリング/絵 学習研究社 1980 |
ヘンリーはアメリカに住むごくふつうの小学3年生。何か、あっということがおこらないかなぁとヘンリーはよくそう思っていましたが、ある日、街でやせこけた犬を拾うことに。あばら骨がすけてみえるようなやせっぽちなので、名前はアバラーとつけました。それからというもの、アバラーのちょっとした行動が、次々とゆかいな事件をひきおこします。 |
きのうの夜、おとうさんがおそく帰ったそのわけは…… 市川宣子/作 ひさかたチャイルド 2010 |
あっくんのおとうさんは、なかなか帰ってこない日がある。そんな夜、おとうさんはどこでなにをしているんだろう?「あっくん。きのうの夜は、おそくなってごめんな。実はね…。」もぐらといっしょにあなをほったり、 あらいぐまといっしょに星をバッティングしたり…。おとうさんが子どもに語る、とてもふしぎな物語。 |
ことばのこばこ 和田誠 さく・え 瑞雲舎 1995 |
「だれがしているかくれんぼ」この文にかくれている動物は?答えは<いるか>。二文字ずつのしりとり、「くも・のむこうになにが・ある」「ある・ぷすのゆきあるの・かな」「かな・だの・・・」など、楽しいことば遊びがたくさんつまった絵本。みんなも作ってあそんでみよう。 |
そらとぶカカシ スズキコージ さく・え 福音館書店 1999 |
おひゃくしょうのおじいさんがカラスをおいはらうため、はたけにカカシをたてました。でも、おおぜいのカラスにつっつかれ、おこったカカシがものすごいはやさでかいてんすると、なんとスポッとじめんをはなれ、おおぞらにまいあがってしまいました。 |
徳田さんちはおばけの一家 ねじめ 正一 著 講談社 2010 |
主人公・ヨシオ一家は、父、母、妹の四人ですが、みんなおばけになってから家族になりました。おばけ屋敷で働いていたのですが、閉館し、わんにゃん天国に変わる事になってしまいました。しかし、天国とは、名ばかりで、ペットについても考えさせられます。 |
ネコのアリストテレス ディック・キング=スミス作 評論社 2008 |
ネコには九つの命があります。子ネコのアリストテレスは魔女のおばあさんと暮らしていました。こわいもの知らずで、何でもやりたがるので、いつもあぶない目にあいます。ですからアリストテレスの命は、ひとつへり、ふたつへり・・・。 |
ミーアキャットの家族 |
みなさんはミーアキャットという動物を知っていますか?ワールドカップがおこなわれたアフリカ南部にあるカラハリさばくにすむミーアキャットの家族をおいかけたしゃしん絵本です。ミーアキャットの生活をみることができます。 |