
2008年版【小学校高学年向け】おすすめの本
タイトル/作者 | 内容 |
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ナタリーはひみつの作家 アンドリュー・クレメンツ 作 講談社 2003 |
ナタリーは文章を書くのが好きな6年生。お母さんが勤める出版社から本を出したいと思いますが、自分だと知られたくありません。そこで、ナタリーの物語の面白さをみとめてくれた、行動力のある親友ゾーイがだいたんな計画を立ててくれます。国語のクレイトン先生の協力もあり、ナタリーは作家へと近づいて行きます。 |
ふたり★おなじ星のうえで 谷川俊太郎/文 谷本美加/写真 塚本やすし/絵 東京書籍 2007 |
2人の9歳の女の子。南インドにすむラマデビとさいたま市にすんでいる春佳。このふたりの生活がラマデビは写真で、春佳は絵で描かれています。国はちがうし、ことばもちがうけれどふたりは、今、同じ地球の上にすんでいる。それだけでなくこの2人の女の子にはTシャツという接点があります。 |
人はなぜ立ったのか? 島 泰三/著 学習研究社 2007 |
アイアイを撮影するため、密林におおわれたマダガスカルの無人島に乗りこんだ、ドクトルアイアイこと島先生。待ち受けていたのは、未だ解明されていない人類についての大きな謎だった。さあ、一緒に謎解きの旅にでかけよう。 |
天動説の絵本 安野光雅 福音館書店 1979 |
大地が丸くて動いていて、太陽のほうがじっとしているというのは、今日では常識です。でもその前までは、地球がじっとしていて、太陽がそのまわりをまわるという天動説を信じていました。地動説が信じられるまでの長い歴史の一端を知って、地動説の驚きをもう一度感じてみませんか。 |
水妖の森 廣嶋 玲子/作 橋 賢亀/絵 岩崎書店 2006 |
妖魔の森として忌み嫌われるオボロ森に入った少年タキは水妖ナナイを救う。水妖は、生き物たちの守り神ともいうべきまぼろしの生物。タキとナナイは、森と湖を支配する悲しい宿命の環のなかにとりこまれていく。 |
ポータブル・ゴースト マーガレット・マーヒー/作 岩波書店 2007 |
いつも学校の図書館のすみにいる不思議な少年。好奇 心と探究心の旺盛なディッタは、ある日思いきってその少年に話かけ、その子が幽霊であることをつきとめます。一方、友だちのマックスの部屋でも不気味でおそろしいことが起きていました。やがて、もう一人の幽霊の存在が明らかになるのですが、はたしてその幽霊の正体とは? |
走れ、セナ! 香坂直/著 講談社 2005 |
小学5年生のセナは走ることが大好きな元気な女の子。もちろんクラブ活動は陸上部だ。二学期初めの楽しみは席替え。なのに、同じ班にはチビ・デブコンビの男子二人と勉強ばかりしている学級委員長のインチョウだった。おまけに秋の陸上競技会でライバルの一之瀬さんにリベンジを誓っていたのに陸上部は解散の危機に!果たして、セナは競技会に出場できるのか? |
天山の巫女ソニン 1黄金の燕 菅野雪虫/著 講談社 2006 |
生後まもなく巫女に見込まれ天山につれていかれたソニンは、十二年間の修行の末素質が無いと家に戻された。自分の人生を他人に決められ、翻弄されるが 本当に素質はなかったのだろうか?期待と落胆、その後自分自身で切り開いていく強い信念は誰もが共感し勇気を得るのではなかろうか。 |
天狗童子 佐藤さとる/著 村上豊/画 あかね書房 2006 |
山番の与平に笛を習うためにやってきたカラス天狗の九郎丸。しかし与平は九郎丸の大事な蓑を焼いてしまい、天狗に戻れなくなった九郎丸は与平を大天狗のところへ連れて行く。そこで、九郎丸ともう一人女の子の天狗を人間に戻す世話をすることに なってしまった。戦国の夜を飛び回るこれが日本の ファンタジー! |
ここが家だ ベン・シャーン/絵 アーサー・ビナード/構成・文 集英社 2006 |
1954年1月、第五福竜丸は、23人の漁師を乗せて焼津の港を出発した。マグロを追って、マーシャル諸島で群れを見つけた3月1日夜あけまえ、西の空に、にせものの太陽みたいなばけものがうごめいた。命をうばうおそろしいばけものが・・・。忘れてはいけない水爆実験のおそろしさを、力強い絵と、メッセージで伝える本。 |