
2014年版【小学校高学年向け】おすすめの本
タイトル/作者 | 内容 |
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『林業少年』 堀米 薫/作 新日本出版社 |
小学5年生の喜樹は、林業を営む家のあと取りとして祖父の期待を一身に受けていたが、あまり興味がなかった。ある日、百年杉を取引する現場を見て、ふだんの姿からは想像もできない祖父の「山の勝負師」の顔に感動する。家族といっしょに百年杉の伐採を見届けた喜樹は、山の魅力に目覚めていくのだった。 |
『江戸のお店屋さん』 藤川智子/著 ほるぷ出版 |
江戸時代、人々が行き交う「通り」には、こまもの屋、やくしゅ屋、人形屋、じほん問屋などのお店屋さんが立ちならんでいました。今では聞きなれないこれらのお店屋さん。いったい何を売っていたのでしょうか?江戸時代のお店のようすや売られていた商品がわかる絵本です。現代のお店とのちがいを見つけてみよう。 |
『おいでフレック、ぼくのところに』 エヴァ・イボットソン/作 偕成社 |
ハルのパパはお金持ち、だからゲームもおもちゃも何でももっています。でも一番ほしいのは犬。ようやく飼えた犬フレック。なのに、パパとママに引きはなされて…。ハルはフレックや仲間たちと、おじいちゃんの家を目ざして冒険の旅に出ます。 |
『東京メトロ 大都会をめぐる地下鉄』(このプロジェクトを追え!シリーズ) 深光 富士男/著 佼成出版社 |
日本の9都市を走っている地下鉄。そのなかで『東京メトロ』を徹底取材した本。地下鉄の歴史から、地下鉄建設工事中にナウマンゾウの化石が出てきた話や、そこで働く人たちの仕事内容や、どうやったら地下鉄で働く人になれるか、など詳しく書かれていて、これを読めば、地下鉄博士になれること間違いなし! |
『ものだま探偵 ふしぎな声のする町で』 ほしおさなえ/作 くまおり純/絵 徳間書店 |
古い一軒家に引っ越ししてきた日から七子の一家に不思議なことが起こり始める。そんな時偶然、同級生の鳥羽がモノと話せる「ものだま探偵」であることを知り、七子もまた自分の力に気づく。そして、二人は七子の家の謎解きにのりだす。大切なモノに宿ったモノの心「ものだま」と人の心が通じ合う、不思議なお話。 |
『子どもに語る日本の神話』 三浦 佑之/訳 茨木 啓子/再話 こぐま社 |
日本の神様に関する物語を知っていますか?日本の島々を生んだイザナギ・イザナミ、太陽の神さまアマテラス、スサノウとヤマタノオロチのお話など10篇の神話がまとめられた本です。神々の恋や冒険、哀しい話、不思議な話を集めた短篇集でもあり、それぞれ繋がりがある連続した物語としても楽しめる1冊。 |
『ベイジル―ねずみの国のシャーロック・ホームズ』 イブ・タイタス/作 ポール・ガルトン/絵 童話館出版 |
名探偵ホームズの足もとに住むねずみの探偵ベイジルが主人公です。ドーソン博士を相ぼうに、ふたごゆうかい事件にいどみます。するどい推理とだいたんな行動力で、ベイジルは事件を無事解決できるでしょうか? |
『マッティのうそとほんとの物語』 ザラー・ナオウラ/作 岩波書店 |
主人公のマッティはドイツ人の男の子。パパは無口なフィンランド人でママはドイツ人。弟のサミはもうすぐ小学生だ。パパやママはちょっとしたうそをついては、マッティやサミをがっかりさせる。そこである時、夏休みにパパの故郷のフィンランドにつれていってもらいたいばかりに、マッティがちょっとしたうそをつくと、話がどんどん大きくふくらんで、一家はとんでもないことに!「うそは竹の子みたいに速く成長する。」って言う、クルトおじさんの言うとおりに。さぁ、どうなるマッティ一家!!。 |
『はしをつくる』ライアン・アン・ハンター/文 エドワード・ミラー/絵 ほるぷ出版 | 「橋って何で、どんなふうにつくるか知っていますか?」はなれていた場所をつなぐ橋。石でできた橋、丸太でできた橋、動物の皮でできた橋。世界にはいろいろな橋がかけられています。意外と知らない橋のいろいろ。橋の歴史や役割、構造について、イラストでわかりやすくえがいた知識絵本。 |
『犬になった王子 チベットの民話』 君島久子/文 後藤 仁/絵岩波書店 |
この物語は、中国のチベット族の間に、古くから語りつがれているお話です。ゆうかんで心のやさしい王子アチョは、国中の人びとに食べ物を食べさせたいと山の神のところへ出かけます。ところが、へび王のせいで犬にされてしまいます。犬になった王子を救ったのは村長の娘ゴマン。二人の勇気と愛が困難を乗り越えていく壮大な冒険物語。 |