
2017年版【小学校高学年向け】おすすめの本
タイトル/作者 | 内容 |
---|---|
『ウナギのいる川いない川』 内山りゅう/著 ポプラ社 |
ニホンウナギは今、絶滅の危機にあります。そこで、ウナギを守るために色々な研究がされています。ウナギがすみやすい川とはどんなところでしょうか。ウナギの特徴や最新研究の紹介を通して、自然環境について考えてみませんか。 |
『きかせたがりやの魔女』岡田淳/作 はたこうしろう/絵 偕成社 | たいていの小学校には、魔女や魔法使いが住んでいるらしい。ある日、小学校5年生のぼくは、不思議な女の人に出会って、6人の魔女と魔法使いの話を聞くことになってしまう。岡田淳のファンタジーは、やっぱりおもしろいです。 |
『クララ 300年前にはじめてヨーロッパを旅したサイのはなし』エミリー・アーノルド・マッカリー/作 よしいかずみ/訳 BL出版 | 300年前、ヨーロッパでサイがまぼろしの生きものだと思われていた頃、ヨーロッパ中を旅したサイがいました。サイの名前はクララ。重さ3トンもあるクララは、船長と一緒に海を船で渡って、また、陸を荷馬車に乗って、大旅行をします。うそのような、本当にあったお話です。 |
『ぐるぐるの図書室』 工藤純子、廣嶋玲子、濱野京子、菅野雪虫、まはら三桃/著 講談社 2016.10 | 図書室の戸に貼られた奇妙な茜色の張り紙。入ってみると、司書らしき女性がいます。『あなたにぴったりの本を探してみて下さい』5人の小学生は不思議な本と出会うきっかけを渡されます。5人の作家による本にまつわる連作短編集。 |
『せなか町から、ずっと』斉藤倫/著 福音館書店 | マンタというとても大きな生き物が、何百年も海にただよっているあいだに、人間や動物がせなかに住みついて町ができました。あまのじゃくなカーテン、名前をおとした女の子、演奏のしかたが分からない楽器など、せなか町でおこった不思議な6つのお話です。 |
『ファーブル先生の昆虫教室』奥本 大三郎/文 やましたこうへい/絵 ポプラ社 | 昆虫学者ファーブル先生は、生きた昆虫の生態をくわしく観察して、そのおもしろさ、ふしぎさ、巧みさを私たちに知らせてくれた人です。この本では日本とフランスのクワガタ、虫の光で読書など、ファーブル先生の楽しい観察やファーブル先生が発見した昆虫の本能のかしこさとおろかさを、わかりやすく教えてくれます。 |
『ふくはなにからできてるの?-せんいのはなし-』佐藤哲也/文 網中いづる/絵 福音館書店 | みんながいつも着ている服は、色々な素材でできています。羊の毛、カイコの糸、綿のわたや、人工的につくったナイロン、ポリウレタンなど。これらは、どうやって繊維に加工しているのでしょう。あなたが今来ている服は、何からできているか、わかるかな? |
『ふたりユースケ』三田村信行/作 理論社 | 『ユースケが帰ってきた!』引っ越したその日、町の人がぼくを見てそう叫んだ。その町でかつて神童と言われていた『大川ユースケ』という男の子に、ぼくはそっくりらしい。『まさに生まれ変わりだ!』だって。神童の生まれ変わりなんて言われたらうれしくなっちゃうけど、あの子のようになるなんてぼくにできるのかな・・・。 |
『ぼくらは鉄道に乗って』三輪裕子/作 小峰書店 | 悠太は電車が大好き。いつか大人になったら日本全国鉄道を乗りついで旅をする夢を持つ『鉄男』だ。図書館で知り合った一つ年上の『先輩鉄男』隼人の励ましで、弟に会いたい同級生の理子と2人で調布から千葉の大原まで電車で旅をすることになった。小さな冒険物語。 |
『出発進行!里山トロッコ列車』かこさとし/作・絵 偕成社 | 房総半島小湊鐡道では、平成27年から、新しく『里山トロッコ列車』が走ることになりました。いったいトロッコ列車は、どこをどんなふうに走るのでしょうか?この絵本で、のどかな旅に出かけてみませんか。 |