
2024年版【小学校高学年向け】おすすめの本
タイトル/作者 | 内容 |
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『お金たちの愛と冒険』 小手鞠 るい/作 ゆうこ/画 文研出版 | 作家の金森吹雪は担当編集者から子供向けにお金についての物語を書いて欲しいと依頼された。吹雪はお菓子職人になることを夢みる金太と書店を開くことを夢みるあかねの物語を書き始める。金太が落とした一枚の千円札をあかねが拾ったことで始まるお金たちの愛と冒険の物語がどうなるのか?お金のあれこれを知って自分の夢を実現しよう! |
『世界一長い鉄道トンネル』 笹沢 教一/文 鈴木 さちこ/絵 萩原 まお/絵 Gakken | アルプス山脈のまわりの国々には、それぞれに昔から有名な産物があったが、アルプス山脈をよけて通ると遠回りになり、時間と輸送料がかかりすぎる。そこでアルプス山脈を通るトンネルの計画が持ち上がった。世界一長い鉄道トンネル「ゴッタルド・ベース・トンネル」ができあがるまでの、「持続可能な輸送」への長い道のりを描く。 |
『保護ねこ活動ねこかつ!』 高橋 うらら/著 岩崎書店 | 野良ねこや捨てねこ、飼いきれないほど増えてしまったねこ。保護ねこ活動をしている梅田さんは、殺処分れるねこたちをねこカフェで引き取り、新しい家族を探す。つらい現実に向き合いながら、ひとつでも多くの命を救おうとする梅田さとその仲間の活動の様子を、保護された子ねこの視点でえがくノンフィクション。 |
『かげふみ』 朽木 祥/作 網中 いづる/挿画 光村図書出版 | 夏休みに広島のおばあちゃんの家にやってきた小5の拓海。児童館で同じ年ごろの男の子たちと仲良くなが、図書室で雨の日にだけ見かける三つ編みの女の子が気になっていた。その子“澄ちゃん”は「影の話」を探していると言う。広島に原爆が落とされた時の話を聞いた拓海は、“澄ちゃん”が「影の話」を探している理由を知る。 |
『わすれていいから』 大森 裕子/著 KADOKAWA | ねこがその家にはじめて来た日、少年はまだ赤ちゃんでした。同じ空間で少年といっしょにすごしてきた時間を、ねこは静かにふりかえります。時には兄弟のように、時には同志のように少年と育ってきました。このごろ少年が家にいない理由も、ねこはちゃんとわかっていて、見えない少年の背中に向けてそっと語りかけます。 |
『人間は料理をする生きものだ』 森枝 卓士/文・写真 福音館書店 | コアラは、毒のある葉をそのまま食べる。ライオンは、かたい歯で動物の肉を丸かじり。じゃあ、人間は?動物と人間の食事の違い、人間が編み出した様々な調理法を写真付きで学ぶことができる。種族や文化が違えば食事も変わる。でも、比べることで、似ている所も見えてくる。読んだ後、家族みんな食卓を囲みたくなる1冊。 |
『アゲイン』 あんず ゆき/作 丹下 京子/絵 フレーベル館 | 主人公のアオイは、席替えで隣の席になったカンナに手を引かれ、「子ども食堂」を訪れる。家が貧しい子、両親が家にいない中学生など、そこには様々なお客がいた。食堂での交流やボランティアを通して、アオイは今の日本に食べ物に困っている人が多くいることを知る。物語の最後にアオイが見つけた、「自分にできると」とは? |
『今日もピアノ・ピアーノ』 有本綾/作 今日マチ子/絵 Gakken | 中学受験を控えた小学6年生の海斗。目標をもてず何もかもが中途半端。そんなある日、駅のストリートピアノを弾く老人と出会ったことで自分がやりたいことを見つけて成長してく物語。巻末に、国内のストリートピアノの場所や、作中で弾いている曲の譜面の紹介もある。(ピアノ・ピアーノ=あわてず、ゆっくり、少しずつ) |
『心をひらいて、音をかんじて 耳の聞こえない打楽器奏者エヴェリン・グレニー』シャノン・ストッカー/文 デヴォン・ホルズワース/絵 中野怜奈/訳 光村教育図書 | 12歳で聴力を失ったエヴェリンは、お医者さんから音楽を続けることは難しいと言われました。しかし、中学校で出会ったロン・フォーブス先生の「体のどこで音をかんじた?」という一言で人生が変わたのです。全身で音を聞く力を研ぎ澄まし、世界的な打楽器奏者になったエヴェリンの、多くの人に希望を与える感動物語です。 |
『アオナギの巣立つ森では』にしがき ようこ/作 小峰書店 | 普通の小学6年生・遠山あおばは、母と同じ刀鍛冶になる夢を持つ同じクラスの成沢梛(なぎ)と、偶然森のでオオタカの巣を見つける。オオタカとひなが密猟者に狙われていると知った二人は、ひなに「アオナギ」と名前を付けて祖父や自然保活動をしている人達と一緒に、ひなの巣立ちを見守っていく。自分の「好き」を見つけて成長する物語。 |
『本おじさんのまちかど図書館』 ウマ・クリシュナズワミー/作 長友 恵子/訳 川原 瑞丸/絵 フレーベル館 | インドの小学校に通うヤズミンは本が大好き。ヤズミンの楽しみは本おじさんのまちかど図書館で本を借りること。ある日、本おじさんのまちかど図書館がつづけられなくなり、ヤズミンは大きな計画をたてた。問題にぶつかった時、ヤズミンを助けたのは、本おじさんの本だった。ヤズミンは図書館を守ることができるのか。 |
『ガウディさんとドラゴンの街』 パウ・エストラダ/作 宇野 和美/訳 教育評論社 | 「サグラダファミリア」、「カサ・ミラ」などの建物を作った、ガウディさん。彼の作る建物はどれも奇抜。ドラゴンの街、バルセロナでガウディさんは様々な建物を作りました。さあ、今日もガウディさんが仕事を始めます。どんな一日を送るのでしょうか。 |