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2025年版【中学生向け】おすすめの本
タイトル/作者 内容
『ハルカの世界』 小森香折/作 さとうゆうすけ/絵 BL出版 美術部に入部した中学一年生の遥は、夢に見た絵の世界に入る奇妙な体験をする。そこは四人の魔女が守る楽園の王国アウレリアだった。遥はその国で出会ったユニコーンから、自分がとある魔女の嫉妬によって追放された魔女のひとりだと知らされる。楽園だったはずの王国は、予言による災いの年を迎えていた。二つの「現実の世界」に揺れる少女を描いたファンタジー。
『なんで人は青を作ったの?青色の歴史を探る旅』 谷口陽子/著 髙橋 香里/著 クレメンス・メッツラー/画 新泉社 自然にほとんど存在しない青色を人類はどうやって手にしたのか?上野にある科学倶楽部に所属する中学1年の蒼太郎と律は、化学者の森井老人の指導のもと、青色をつくる実験に挑戦する。
『22世紀からきたでっかいタイ ゲノム編集とこれからの食べ物の話』 木下政人/著 Gakken 生き物の設計図に手を加える、ゲノム編集という技術で「22世紀タイ」という大きなタイが生みだされた。興味をひかれた魚屋のむすめの海野さんは、研究に関わった大学の先生をたずね、夏休みの間「生き物のしくみ」と「食」について学ぶ。登場人物による会話形式で進行し、難しいテーマを分かりやすくしょうかいしている。
『ぶたのしっぽ』 海緒裕/作 嶽まいこ/絵 講談社 中学2年の豪太郎は、野球部のピッチャー。趣味は編みぐるみ。そして、身体にも人には言えない悩みがあります。花奈、歩陸、篠田など、友達はみんなそれぞれにつらい問題をかかえ、毎日を必死に生きています。自分が受け入れてもらえる社会を模索しながらがんばる中学生たちの物語です。
『円周率の謎を追う』 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦 鳴海風/作 伊野孝行/画 くもん出版 現代ではあたりまえの円周率が、まだ使われていなかった江戸時代。円に魅せられ、その謎を解こうとした数学者・関孝和。日本独自の数学である和算を、世界に通じるレベルまで高めた天才数学者の生涯を、かれを支えた人々とのつながりの中で描く。
『正しく疑う』 池上彰/監修 Gakken 悪ふざけ投稿、誹謗中傷、炎上…。いまや誰もが発信者、気を付けないと自分が加害者になることもあります。また、フェイクニュースやデマも多く情報の受け取り方にもコツが必要です。情報をうのみにするのではなく、さまざまな可能性を考え、あなた自身の「正しさ」を探し続けてほしい…。もちろん、間違えることもあるけど、その経験が力となる。
『15歳の昆虫図鑑』 五十嵐美怜/著 講談社 いつも友達の意見に合わせてばかりで、本音を言えない真優。頭が良いが虫好きで、周囲から浮いている転校生の吉岡蛍子。そんな二人が「ホタルのボランティア活動」をきっかけに会った事で、それぞれ別の悩みを抱えたクラスメイトの健都・航平・咲ともつながって、「新しい自分」を発見していく。中学3年生5人の、夏の青春物語。
『ものすごい研究図鑑』 キミのなぜも世界を変える!?Gakken(編)Gakken 「余った白菜で環境にやさしいコンクリートを爆誕させちゃった先生」「第二の地球を求めて生命を宿す惑星の条件を探る先生」など、さまざまな研究に取り組んでいる12名の先生を紹介。研究に興味をもったきっかけや職場の様子を、分かりやすく知ることができます。キミの「もっと知りたい!」と思える研究が見つかるかも。
『しじんのゆうびんやさん』 斉藤倫/作 牡丹靖佳/画 偕成社 ちいさな街のゆうびんきょくにいるゆうびんやは、窓口のガイトーと配達のトリノスのふたりだけ。ある日、てがみをもらったことがない、とうだいもりの話をきいたガイトーは、トリノスにとうだいもりあてのてがみをたくします。それは、読む人の心にひびく魔法のような詩が書かれているてがみでした。詩人からのゆうびんを、あなたも読んでみませんか。
『ピーティ』 ベンマイケルセン/作 千葉茂樹/訳 鈴木出版 生まれつき重度の身体障害があり、寝たきりで奇妙な外見、言葉も不自由な老人、ピーティ。思考能力もないと誤解され「尊厳死させた方が本人のため」とまで言われたが、彼は周囲が想像するよりも、ずっと豊かな世界を生きていた。喜びと驚きに満ち、出会いに恵まれ、過酷だけれど幸せに締めくくられた、ある人生の物語。


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